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一流大学に入れば幸せになれるのでしょうか?

 

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「お前さぁ・・何でちゃんと勉強しないの?一流大学に入りさえすれば、その後バラ色の人生が待っているんだからさ。」

この言葉は40年近く経ったいまでも覚えています、高校1年生2学期の中間試験のあとに最初の担任の先生に言われた言葉です。

私は元々勉強はできる方でした、高校受験勉強にあまり身が入らず、部活動を引退しても成績は微減し続け・・・志望校を下げたにも関わらず「不合格」。とても大きな挫折感を味わいました。結局進学した先にはまったく考えていなかった二流進学校。しかも男子高校だったので、夢描いていた「ゆうひ丘の総理大臣」みたいな高校生活は過ごせません。

なのでまったくやる気がなかったのです。それでも、1年の1学期はソコソコいい成績だったので、選抜クラスに入りました。ま、それでも流石に成績がいい人を集めている事もあって、2学期の中間試験で私は平均78点だったのにクラスでビリ・・・またしても強烈な挫折感を味わってしまった、私に追い討ちを掛ける言葉が冒頭の言葉です。

さて、本当に一流大学に入学すればバラ色の人生なのでしょうか?

答えは「そんなワケないでしょ?」です。大体「バラ色の人生の定義」って人によって随分違うと思います。

確かに今の日本では「一流大学」に入学する方がいいに決まっています。何故なら二流大学以下の大学から一流企業に入れることはまずないからです。

私は三流大学卒なので、やっぱり一流企業には入社できませんでした。私の出身大学からは同じ学科から2人が当時一流と言われていたゼネコンに入社しました。当人はとても喜んでいましたがその後そのゼネコンは傾いてしまったので、今はどうしているでしょう?ま、三流大学からだと一部上場企業に入社できるのは1%くらいの人と考えて合っているでしょう。

最近、名門企業が次々と駄目になってきています。実際にはそうなっても大丈夫なように、独立して喰える力、他の会社に移籍しても今以上の待遇を貰える力をつけることです。

だから、大学を出て働きはじめてからが重要です。勉強が出来るのと、仕事が出来るのは随分違います。思っている以上に仕事のできない一流大学出身者多いですよ。

最近は中途採用も殆どの会社が行っているので、大学卒業時には駄目でも、その後入社した会社で実力をつけて再チャレンジすればいいでしょう。

現に私は2社目、3社目は大学卒業時はとても入社できるとは思えなかった会社に中途で入社できました。もちろん条件も前職以上でした。

私は幸いな事に比較的給与のいい会社に居られました。自分自身の営業成績が良かった事もあって、30代前半でローンではありますが、自宅マンションを購入できました。

有名会社で働いた経験がないので、会社名では威張れませんが、給与は威張っていい給与だったようです。

そこそこ仕事も出来るほうだったので、リーダーのポジションには半年もすればなり、最終的な職位は営業部長でした。(15人くらいの会社でしたけど・・・)

今居る場所に安心しないで、これから何が起きても大丈夫な状態にする。事をお勧めします。






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